2009年10月09日

Google APPS 導入方法

本日の日経一面は、グーグルなどによるクラウドコンピューティングをJTBや東急ハンズ,TOTO,ユニ・チャームなどの日本の企業が積極的に導入していくという記事でした。ひとりあたり25GBのメールボックス容量、カレンダー、ドキュメントなどを年間ひとりあたり6,000円の低コストで運用していくという説明がされていました。

これは Google APPS というサービスです。無料版と有償版があり、もちろんGoogleは有償版を勧めているのですが、50名までの社員数の企業であれば無料版で十分です。教育機関にはEducation版があり、無償企業用よりも充実したサービスを無償で提供してくれます。大学では、一橋、日大、立教、東京女子大などがすでに導入しています。

『Google APPS』で検索をかけますと、
「導入支援はおまかせください」
「無料GoogleAPPS導入支援は当社へ」
という広告やサイトがヒットしますが自力で導入するのもそれほど難しくありません。

今まで数十の法人へGoogle APPSを導入してきました。Googleのサイトを見れば導入方法が簡単に示されていますが、少しわかりにくいかもしれません。なので、少し詳しい方であれば導入ができるように簡易な説明を以下に示します。対象は、50クライアント以下の小規模事業所です。

1.前準備
自社のドメインを管理しているDNSサーバーがどこにあるのかを確認しておく。DNSレコードを変更する権限を誰が持っているのかを確かめる。普段まったく意識していないことが多く、意外と時間がかかります。必ずこの段階を終えてから申し込みをします。

2.申し込み
申し込みURL
最近はわかりにくい場所にあります。Premier Edition の無料体験を間違って申しこんでしまう場合がよくありますので気をつけてください。

3.返信メール
以下のような返信メールが送られてきます。
tmctest.com は実際に存在する当社所有のドメインです。
一部伏せ字にしてあります。

/***
Google Apps 管理者各位

このたびは tmctest.com で Google Apps にお申し込みいただきありがとうございます。

Google Apps の設定と導入方法については、参考情報をご覧ください。
http://www.google.com/xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx

ステップ 1: 管理コントロール パネルにログインします。 コントロール パネルでは、ユーザー アカウントを管理したり、Google Apps をカスタマイズできます。 コントロール パネルにアクセスするには、次をご覧ください。
http://www.google.com/xxxxxxxxxxxxxxx

まだログインして管理者アカウントを作成していない場合は、こちらをクリックしてください。


ステップ 2: ドメインの所有権を確認します。 サービスを有効にするには、tmctest.com の所有権を確認していただく必要があります。 コントロール パネルで、HTML ファイルをアップロードするか、特殊な CNAME レコードを作成して、確認を行うことができます。 所有権の確認による既存のサービスへの影響はありません。

詳細情報やお問い合わせについては、ヘルプ センター (http://www.google.com/support/a) をご覧ください。 このメールには返信なさらぬようご注意ください。


今後ともよろしくお願い申し上げます。
Google Apps チーム
***/

4.ドメイン所有確認
メールが来たらログインをして管理者アカウントを作成し、上記のメールにあるようにドメインの所有確認をします。方法はふたつあります。
a) 指定された名前でCNAMEレコードを書き換える
b) 指定されたファイル名のhtmlファイルをドキュメントルートにアップロードする
上記どちらかを実行します。

5.アカウント追加
コントロールパネルからアカウントを追加します。クライアントソフトの設定ですが、pop,smtpともポート番号がSSL対応のものに変更する必要があります。各メールクライアント毎の設定方法が書かれているページがありますので、それぞれのクライアントPCに設定変更を加える必要があります。以下は各クライアントの設定方法。
http://mail.google.com/support/bin/answer.py?answer=12103&cbid=-thr1zxeu0ui3&src=cb&lev=answer
popクライアントで使用する場合には、各アカウントの設定画面にてpopを有効にする必要があります。

6.DNS変更
週末などのタイミングを選んでMXレコードを書き換えます。

以上です。

だいぶ端折って書きましたがサーバー管理の知識があれば難しくはないと思います。細かいところで間違いがありましたらご指摘ください。

さすがGoogleという実感は、迷惑メールフォルダへの振り分けです。何年か使用していますが、誤って振り分けられたのは2-3件でした。ほぼ完璧にスパムメールを判断してくれます。


ここまで書いたあとで、わかりやすい導入ページが用意されていることに気がつきました。がく〜(落胆した顔)
http://www.google.com/support/a/bin/static.py?page=setup_guide.html&hl=ja
posted by urban6f at 17:18| 一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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